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アスチルベの育て方・半日陰でも楽しめる育てやすい初夏の花

アスチルベは半日陰でも楽しめる、ガーデニング初心者でも育てやすい花です。

アスチルベは環境への適応能力が高くて場所を選ばず育てやすい植物です。耐寒性が強く、日当たりのよい場所だけでなく半日陰でも楽しめる春から夏に咲く花です。真夏の直射日光で葉焼けを起こしやすいので注意。冬場は地上部が枯れて根の状態で越します。草丈の低い品種は鉢植えにも向きます

◆アスチルベの育て方

アスチルベ

◆開花時期 5~8月  ◆苗の購入期 3~5月
◆草丈 40~120cm  ◆花色 赤、ピンク、白
■育てやすい花 ■冬の寒さに強い花
◆アスチルベおすすめ通販サイト

◆購入時のポイント (育てやすい花:アスチルベ)
春から初夏にポット苗や鉢花が販売されます。苗はすでに花が咲いた状態売っているものがほとんど。茎が太く葉や花がたくさんついているものを選ぶ。たくさんの品種があり、特定の品種を入手するには山野草を扱っている専門店や園芸店などを探すか、種苗会社の通信販売を利用するとよいでしょう。

◆アスチルベの育て方のポイント  
  • 環境適応能力が高いので場所を選ばず植えられ、半日陰でも楽しむことができます。
  • 耐寒性が強く、冬に寒気に充分当てた方が花が咲きやすい。
  • 真夏の直射日光で葉焼けを起こしやすいので注意。
  • 真夏の乾燥時にはマルチングしたり葉水したりして乾燥を防ぐ。

◆苗の植え付け
春から初夏にアスチルベのポット苗を入手します。元肥として緩効性化成肥料を施し、土質は特に選びません。花壇や地植えの場合午前中の日光が当たる半日陰の場所や落葉樹の下などに30cm間隔で植えつけます。

◆用土
アスチルベは特に土質を選びませんが、多少水もちのよい土の方がよく育ちます。鉢植えにする場合は小粒の赤玉土6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使用します。地植にする場合はたっぷりと腐葉土や堆肥などを混ぜ込んで植えつけます。

◆水やり
アスチルベはあまり乾燥を好みませんので、土の表面が乾く前に与えるようにします。特に夏場は乾燥させないように注意します。葉のない冬でも時々水を与え、乾燥を防ぎます。

◆肥料
肥料は元肥として緩効性化成肥料を施し、追肥として、3月から9月まで定期的に窒素分の少ない緩効性化成肥料や液体肥料などを与えます。

◆植え替え
アスチルベの植え替え時期は春の新芽が出てくる前の3月頃、暖地では10月頃も行えます。新芽が伸びてきて行う場合は新芽を折らないように注意します。

地植えの場合は株が混み合ってきて花つきが悪くなるので3~4年に1回植え替えを行います。鉢植えの場合は根詰まりを起こさないように1〜2年ごとに新しい土で1回り大きな鉢に植え替えます。

◆病虫害
アスチルベは丈夫なので、病気や害虫の心配はあまりない。