草花の苗の植えつけ方
花苗の植えつけ方は深植え、浅植えにならないように
花苗の植えつけ方は深植え、浅植えにならないように注意して植えます。ポットから苗を出したとき根が十分に張っていたら、根鉢をくずして植えつけます。苗が小さい場合やまだ根が十分に張っていない場合は、できるだけ根を傷めないように気をつけて扱いましょう。
鉢・コンテナの土は、庭と比べて少量であっても、根が活発に活動して、必要な水分と肥料を吸収できる土が理想的です。市販の草花用培養土便利ですが、それぞれの種類の草花にあった用土の配合で植えつけきれいな花を咲かせましょう。
◆草花の苗の植えつけ方
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(1)苗と苗より一回り大きい鉢を用意します
(2)鉢穴よりやや大きめの針底ネットを穴の上に置きます。これで土の流出や害虫を防ぐことができます。
(3)水はけと通気性をよくするために、鉢の深さ1/5~1/6程度の鉢底石を入れます。
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(4)培養土を鉢の1/3ほどの深さまで入れます。水はけ・水もちのよい土を選びましょう。
(5)元肥としてマグァンプKなどの緩効性肥料を少量入れます。
(6)培養土を加え、土と肥料をよく混ぜ合わせます。あらかじめ培養土と肥料を混ぜ合わせてから鉢に入れてもよいでしょう。
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(7)鉢の中に苗を置いて様子を見ます。鉢の根元が鉢の縁よりもやや低くなるようにします。
(8)苗をポットから取り出します。茎を傷めないよう、軽く指先で株元をはさみます。
(9)ポットの底穴に指を入れて押し出すと、きれいに取り出せます。
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(10)根がびっしりと張っているので、はさみで少し切ります。
(11)根鉢(根とまわりの土)をくずさないように、少し根をほぐします。
(12)苗を鉢の真ん中に置きます。苗が傾かないように位置を調整し、苗と鉢のすき間に培養土を入れます。
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(13)割り箸や棒などで土を軽く突いて苗を安定させます。
(14)土が少し沈んでできたくぼみにさらに土を足します。土の表面が鉢の縁より1~2cm低くなるように土をならします。この部分をウォータースペースといいます。
(15)たっぷりと水を与え、2~3日は半日陰で管理します。ただし、秋から冬の場合は暖かい日なたに置きます。