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種まき ガーデニング・園芸・楽しい花づくりの基礎知識

ガーデニング初心者でも基本を押さえれば種まきは簡単にできます。

種をまいて花を咲かせる・・・
少々めんどうで難しそうですが、美しい花が咲いたときの喜びはひとしおです。草花の種まきはには春まき秋まきがあり、それぞれに発芽に適した温度があり、種のまき方、まく場所や用土、移植を嫌う草花など基本的なことを押さえておけば、だれにでも簡単にできます。

種まきの時期

種まきの方法

発芽後の管理

種の発芽の条件

種の発芽には、温度、水分、光の3つがそろうことが必要です。 それぞれの植物でその条件は違っています。

◆温度
種まき時期

植物によてっは発芽温度は違いますが、春まきはサクラの花が散る頃の20℃前後、秋まきは彼岸頃の15℃~20℃を目安にしましょう。

◆水分

水分は発芽に不可欠。種に水分がしみ込んで膨張すると中の細胞が働き始めます。種は水に含まれる酸素を吸収しながら生長し、やがて種皮を破ってはつが、発根をはじめます。

◆光

多くの植物の種は、光の条件に関係なく発芽します。しかし、種には、発芽に光が必要な好光性のもの光が当たると発芽しない嫌光性のものがあります。性質に応じて覆土の調整をします。

種まきに適した容器

種まきに適した容器は平鉢か、底穴をあけた食品のパック容器などです。移植を嫌う大粒の種はポリポットや紙コップなどに、小さいものは直接プランターにまきます。

種まきにむく用土

水はけのよい軽い土で、肥料分を含まない清潔なものを使用します。川砂かバーミキュライトに、ピートモスを等量加えたものがおすすめです。市販のピートバンやジフィーセブンなら、発芽しやすく手軽で便利で管理しやすいです。

種の大きさと種まきの方法

種まきは種の大きさで区別すれば簡単
種のサイズ 花の種類 種のまき方
大粒の種
(6mm~)
アサガオと同じか大きいサイズ
アスター、アサガオ、オシロイバナ、キンセンカ、ジニア、スイートピー、ヒマワリなど 直まき向き。種は一晩水に浸し、ふやかしてからまくと早く発芽します。花壇やプランターなどに直接直まきします。発芽後に適正な間隔に間引きする。または、ビニールポットに清潔な培養土を入れ、2~3粒の種をハシか指先で穴を開けまく。
中・小粒の種
(1~5mm)
アサガオより小さなサイズ
サルビア、ストック、ナデシコ、ニチニチソウ、パンジー、ルピナスなど 直まきよりも、箱まき向き、平鉢か、底穴をあけた食品のパック容器などに、種まき専用土か、川砂かバーミキュライトにピートモスを等量加えたもの用土を入れ、種が重ならないよう表土にすじまきかばらまきにし、種の厚みくらいの覆土をします。
細粒の種
(1mm程度)
キンギョソウ、ジギタリス、デージー、ビオラ、ペチュニア、ポピー、ロベリアなど 細粒な種は、ピースバンかジフィーセブンにまく、覆土はせずに水は受け皿に補給し、下から吸わせるようにします。雨に当たると流れてしますうので、窓辺など雨のあたらないところにおいて発芽させる。
変わった形の種
(1mm程度)
カレンデュラ、キンセンカ、バーベナ、フウロソウ、マリーゴールドなど 丸や三角以外の、上下が分かりにくい変わった形の種は、水平にまくと失敗が少ない。まき方は種の大きさに準じます。

種まきにあると便利な専用グッズ

市販されている種まきの専用グッズのピートバン、セルトレイ、ジフィーポット、ジフィーセブンを利用するとなら、手軽で便利、発芽しやすくで管理しやすいです。

ピートバン

セルトレイ

ジフィーポット

ジフィーセブン

酸度を調整した無菌ピートモスを圧縮して板状にしたも。注水後すぐに種まきできるので大変便利。

小さいセルに分かれたプラッスチックの育苗箱。各セルに1粒ずつ種をまいて、ピンセットなどで値をくずさないで移植や植えつけができて大変便利。

ピートモスを主原料に作られた、通気性、保水性にすぐれた育苗箱の連結ポット。発芽後苗が育ったら苗をポットから出さずに、切り分けてそのまま植えつけられるので、根を傷めることがない。

水ゴケピートモスから作られた完全無菌状態のまき床。吸水させて中央に穴をあけて種をまく。初期生育に必要な栄養素が含まれているのでそのまま育てて植えつけることができる。