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プリムラの育て方・寒さに強く育てやすい冬の花

プリムラは寒さに強い長期間咲き続けるガーデニング初心者でも育てやすい花です。

プリムラの仲間は、厳冬期にも平然と咲く、寒さに強い宿根草です。花は、晩秋から初夏まで咲き続けるので、早めにポット苗を購入すれば、長期間楽しめるガーデニング初心者でも育てやすい花です。プリムラの仲間は種類が豊富で、寒さに強く育てやすいポリアンサやジュリアン、早春のコンテナガーデンや暖地の花壇に欠かせないマラコイデス、寒さにやや弱いが日光不足には強いオブコニカなどの品種群あります。

◆プリムラの育て方

プリムラ・
マラコイデス

プリムラ・
ポリアンサ

プリムラ・
ジュリアン

プリムラ・
オブコニカ

マラコイデス

ポリアンサ

ジュリアン

オブコニカ

プリムラ・マラコイデスは小輪多花性で、次々に伸びる花茎に段状に花をつけます。花色はピンク、薄紫、白などがあり、品種によって耐寒性はまちまちですがだいたいが寒さに弱いのでプランターや鉢植えで育てます。

プリムラ・ポリアンサは、ヨーロッパ原産種から作られた交配種で、最も一般的なプリムラです。花が大きくて花色も豊富です。寒さに強く、育てやすい花です。

プリムラ・ジュリアンはポリアンサとコーカサス原産のジュリアエを交配して、小型にしたものがジュリアンです。花色が豊富で、寒さに強く、育てやすい花です。

プリムラ・オブコニカは花持ちのよい最も大輪咲きです。プリムラの中では寒さにやや苦手で、またプリムラの中では日陰に強く、光線不足の弱い光にも耐えるので室内に飾るのに適しています。

プリムラ

◆開花時期 11~5月  ◆苗の購入期 11~3月
◆草丈 20~40cm ◆花色 赤、ピンク、白、オレンジ、黄、青、紫
■育てやすい花 ■長い間楽しめる花
◆プリムラおすすめ通販サイト

◆購入時のポイント (育てやすい花:プリムラ)
秋から早春にかけてポット苗や鉢花が出回ります。
選ぶポイントは、株はそれほど大きく生育しないので、花やつぼみの数で選ぶのではなく株が大きく葉数が多く株元がしっかりした丈夫なものを選びます。また、病害虫の被害がないか下葉が黄色く変色していないものを選びます。

◆プリムラの育て方のポイント  
  • ポリアンサ、マラコイデスなど寒さに比較的強い品種群は、日光不足にすると花つきや生育が悪くなる。
  • プリムラの仲間は乾燥を嫌い、開花期に水切れを起こすと花が傷みやすいので、用土のの表面が乾いたら早めにたっぷりと水やりします。
  • 咲き終わった花がらはこまめに摘みとる。

◆苗の植え付け
秋から早春にかけてプリムラのポット苗を入手し、元肥として有機質肥料か緩効性化成肥料を施し、水はけ、水もちがよい水はけのよい土や場所を選んで植えつけましょう。

◆用土
プリムラの用土は水もちがよく、水はけのよい用土が適します。小粒の赤玉土5:ピートモス3:バーミキュライト2の割合で混ぜた土や小粒の赤玉土6:腐葉土2:粗めの砂2:の割合で混ぜた土や市販の園芸培養土などです。

◆水やり
水やりはどの種類も用土の乾燥を嫌い、開花期に水切れを起こすと花が傷みやすいので、用土の表面が乾いたら早めにたっぷりと与えます。

◆肥料
プリムラの肥料は元肥としてリン酸の多い小粒の緩効性化成肥料を施し、月に2~3回、液体肥料で追肥します。

◆開花中の管理
花がらをこまめに摘み取り、つぼみや花を覆うような葉や枯れ葉を取り除き、月2~3回、液体肥料を与えると、長くたくさんの花を楽しめます。

◆病虫害
プリムラは夏にハダニが発生したりします。