緑のインテリア・オーガスタ(ニコライ)

オーガスタ(ニコライ)・楽しい育て方の基礎知識

バナナのような大きめの葉っぱで人気の高いトロピカルな育てやすい観葉植物

南国のバナナの葉のような形が特徴的な、オーガスタ。このオーガスタ、うまく育てると色鮮やかな花も楽しめるとあって、人気の高いです。

オーガスタ(ニコライ)は非常に育てやすい観葉植物のひとつです。

バナナのような大きめの葉っぱで トロピカルな雰囲気には最適です。 葉っぱが大きめの植物は、蒸散作用が他の植物に比べ、葉っぱあたりでみると大きくなるので、生きた加湿器の役割もしてくれます。 横に広がるボリュームもありますので、目立たせたい場所に置くと良いです。

オーガスタの学名は、 Strelitzia nicolai (ストレリチア ニコライ)なのですが、その名前の由来は、皇帝ニコライ一世の名前から nicolai がつけられたといわれています。 皇帝の名前がつけられた優雅でセレブな観葉植物。 また、白い鳥のようなお花を咲かせることから、別名、 White Bird-of-Paradise (天国の白い鳥 )とも呼ばれている観葉植物です。

◆オーガスタの育て方

オーガスタ

■耐陰性:ややあり (半日陰でも維持できる)
■耐寒性:あり (室内なら冬越し可能)
             (冬越し温度 2~3℃以上)
■育てやすさ:簡単 (性質が強健)
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◆育て方のポイント (観葉植物:オーガスタ(ニコライ))
比較的、お手入れが簡単な観葉植物です。
熱帯の植物ですので寒さにはやや弱いですが、他に比べまして、やや強めです。でも、冬越しには5℃以上の気温が必要です。 暖かい場所で育てるようにしてください。
半日陰な場所でも育ちますが、やはり明るい場所で育てた方が葉っぱの色艶は良くなります。

◆オーガスタの育て方 Q&A

◆置き場所
オーガスタは直射日光を好みます。春から秋には戸外で育てるほうが向きます。冬期はできるだけ明るい窓際に置きます。

◆水やり
水やりは、生育期の春から秋には鉢土表面が白っぽく乾いてきたらたっぷりと水を与えます。葉にも葉水を与えてあげると良いでしょう。
冬は、鉢土の表面が白く乾燥して2・3日してから、水を与えるようにします。乾燥気味で育てていくのがこつです。

◆肥料
オーガスタは生育期に2~3ヶ月に1回、マグァンプKなどの緩効性肥料を小さじ1杯与えるます。冬はまったく与える必要はありません。

◆植え替え
オーガスタは、根がよく伸びるので株が大きく生長したら一回り大きな鉢に植え替えます。植え替えをしないでいると、根の成長によって鉢植えを壊してしまうこともありますので、鉢の底から根が出始めているようなら、植え替えを行うようにしましょう。だいたい2~3年に1回が植え替えの目安です。植え替えの時期は5~7月です。

◆用土
用土は水はけのよい肥えた土がよい。市販の観葉植物用土か、土をブレンドする場合は赤玉土(小粒)5:パーライト3:腐葉土2の割合で混ぜたものを使います。

◆冬越し
オーガスタは寒さには強く冬越しには2~3℃以上であれば大丈夫、普通の室内なら問題はありません。

◆病虫害
オーガスタは高温で乾燥する時期には、カイガラムシが発生することがあります。薬剤を散布して駆除するか、木が小さく発生が少ない場合は歯ブラシなどでこすり落とします。

◆オーガスタの育て方 Q&A

Q)
オーガスタの茎がしっかりしていない為に横に広がってしまいます。

Q)
オーガスタの根がいっぱいで、鉢が割れてききました。

A)
日照不足です。耐陰性があるため日当たりが悪い場所でも育ちますが、本来は強光線を好むので丈夫に育てたいなら春か ら秋までは屋外で直射日光に十分に当ててやる事です。

越冬させるために必要な温度は5℃以上ですから、5℃を下回る時期 は室内に入れて管理をします。

冬場はガラス越 しの窓辺で十分に光線が当たるようにします。

A)
オーガスタの根は多肉質で太く、大きく育つと鉢などものとせず、簡単に割ってしまいます。

鉢を割り、スコップなどで茎を3~4個つけて分けて植え替えます。根は折れても株元から15cm以上残れば活着しますが、葉柄は折らないように気をつけます。一般には8~10号鉢に排水のよい肥沃な用土に植え、葉を2~3割落として株元で束ねて、風に当たらないようにして2~3週間、明るい日陰でに置いて管理しましょう。