緑のインテリア・モンステラ

モンステラ・楽しい育て方の基礎知識

大きな葉に切れ込みが特徴 日陰もつよい・人気のある育てやすい観葉植物

モンステラは苗のときの葉はハート形ですが、成葉になるとたくさんの穴があき、大きく切れ込み、その姿からエキゾチックな観葉植物として古くから人気があります。

モンステラの生長はポトスほどはやくなく、ゆっくりと伸びるつる性の着生植物で、1m以上のヘゴ柱仕立ての大鉢のものと、つるが伸びる前の、3~4枚葉の小~中仕立てのものがあります。家庭向きは、葉が小型で姿のまとまりがよいヒメモンステラやマドカズラがよいでしょう。 半日陰~明るい日陰を好む性質ですから、室内で置ける場所も多く、1年中室内で楽しめますし、丈夫で傷みも少なく長持ちします。また、比較的寒さに強いので、冬は水やりを控えれば居間でも冬越しできます。

大鉢のモンステラは、新築祝や開店祝や御引越祝、御結婚祝、移転祝などにも最適の観葉植物です。

◆モンステラの育て方

モンステラ

■耐陰性:あり (日陰に強い、または日陰を好む)
■耐寒性:ややあり (室内なら冬越し可能)
             (冬越し温度 5℃以上)
■育てやすさ:簡単 (性質が強健)
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◆育て方のポイント (観葉植物:モンテスラ)

育てやすい大きさに合わせ、切り戻しや株分け、植え替えで大きさを維持します。 葉が枯れる原因は、冬の寒さか、夏の直射日光の葉焼けです。
デリシオーサは大鉢仕立て向きですが、小鉢植えにすれば葉が小さくまとまった株に仕立てられます。
小型種にはヒメモンステラがあります。また変種に、黄班が不規則に入るフイリヒメモンテスラがあります。

◆モンステラの育て方 Q&A

◆モンステラの植え替え

◆置き場所
モンステラは半日陰~明るい日陰を好み、直射日光は嫌います。高温多湿を好みますが、夏は高温すぎると蒸れるので注意します。
暗い場所に置きつづけても枯れませんが、間伸びして株が乱れますので、明るい室内に置くほうがよいでしょう。生長した株はかなりの寒さにも耐えますが、冬は明るい窓辺に置くほうが安心です。

◆水やり
水やりは、春から秋には鉢土表面が白っぽく乾いてきたらたっぷりと水を与えます。葉にも葉水を与えてあげると良いでしょう。
冬は、鉢土を乾かしぎみにすると失敗は少なくなります。

◆肥料
モンテスラは生育期の5~9月に、2ヶ月に1回の間隔で緩効性化成肥料を与えます。完成した株は、肥料をやりすぎると形が乱れるので、控えめにする。新葉を出させるより、古い葉を傷つけないように育てるとよい。冬は肥料を与えてはいけません。

◆モンステラの植え替え
モンテスラの育て方のポイントの一つ、大きさを維持すには、育てやすい大きさに合わせ、切り戻しや株分け、植え替えで大きさを維持します。また、下葉が落ちた株や、姿が乱れてきた株は思い切って株元近くまで切り戻し、5月上旬~9月上旬に植え替えます。

◆用土
用土は市販の観葉植物用土か、土をブレンドする場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3か(室内で栽培する場合)ピートモス3の割合で混ぜたものを使います。

◆冬越し
観葉植物の育て方のポイントの一つは冬越しですが、モンテスラは、5℃以上で越冬するので、室内に置いておけば大丈夫です。

◆病虫害
モンテスラは、夏の高温で乾燥する時期には、カイガラムシが発生することがあります。カイガラムシにはスプラサンド乳剤などを早めに散布しましょう。

◆モンステラの育て方 Q&A

Q)
茎から太い根がいっぱい出てきいますが、取ったほうがいいですか。

Q)
吊り鉢のマドガラスの株元の葉がなくなってしまったのですが、再生できますか。

A)
このモンステラの根は、気根とよばれ、茎から直接出てほかのものに付着直し、茎を支える役目をしています。生育するうえで必要な根は鉢の中にあるので、じゃまになる場合は切っても支障はありません。しかし、この気根はモンテスラの特徴で魅力のひとつとも言えますので、切らずに伸ばしておくほうが、モンテスラらしさが出ます。

A)
つるものは、生長にしたっがて株元がどうしてもすかすかになってきます。ですから、伸びた元気な茎を切って、挿し木にして、新しい鉢に再生していくのがいいでしょう。

茎を長さ10cmぐらいにり、ピートモスを主体とした土を用いて、6号鉢に5~6本植えつければ、3~6ヶ月で再生します。