緑のインテリア・ベンジャミン

ベンジャミン・楽しい育て方の基礎知識

樹形がとっても素敵な人気の高いオシャレな観葉植物

ベンジャミンは刈り込みに強く、枝を細工しやすいので色々な形に仕立てることができます。光沢のある葉が美しく、エレガントな雰囲気をもつ、インテリアグリーンとして人気のある育てやすい観葉植物です。

ベンジャミンは自然樹形、スタンダード作り、リング作りなどいろいろな形に仕立てられ、小鉢から大鉢まで、好みもスタイル、大きさが入手できることも人気の観葉植物です。

◆ベンジャミンの育て方

ベンジャミン

■耐陰性:あり (日陰に強い、または日陰を好む)
■耐寒性:ややあり (室内なら冬越し可能)
          (冬越し温度 5℃以上)
■育てやすさ:簡単 (性質が強健)
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◆育て方のポイント (観葉植物:ベンジャミン)
慣れない環境では落葉しやすい。いったん落葉しても、環境になじんでくると回復するので、その後、剪定で仕立て直せばよい。
枝が伸びて樹形が乱れたら、どこからでも芽が出るので、好きなところから切って樹形を整えやすく、育てやすい観葉植物です。

◆ベンジャミンの育て方 Q&A

◆置き場所
ベンジャミンは耐陰性が強く室内に飾られることが多いが、もともと日光を好む観葉植物なのでできるだけ日のよく当たる場所に置いてあげましょう。日に当てることで葉の色つやもよくなりますし、丈夫に育ちます。
春~秋の生育期にかけては屋外やベランダの日当たり~半日陰のに置いてもかまいません。
冬は暖かい室内の明るいところにおきます。

◆水やり
水やりは、生育期の春から秋には鉢土表面が白っぽく乾いてきたらたっぷりと水を与えます。葉にも葉水を与えてあげると良いでしょう。
冬は、鉢土の表面が白く乾燥して2・3日してから、水を与えるようにします。乾燥気味で育てていくのがこつです。

◆肥料
ベンジャミンは生育期に2~3ヶ月に1回、マグァンプKなどの緩効性肥料を小さじ1杯与えるます。冬はまったく与える必要はありません。

◆植え替え
ベンジャミンは、株が大きく生長したら一回り大きな鉢に植え替えます。だいたい2~3年に1回が植え替えの目安です。植え替えの時期は5~7月です。鉢から抜いた株は周りの土を1/3程落として一回り大きな鉢に新しい用土で植え付けます。極端な根詰まりは下葉が落ちる原因になります。

◆用土
用土は水はけと水もちのよい土が適しています。市販の観葉植物用土か、土をブレンドする場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3か(室内で栽培する場合)ピートモス3の割合で混ぜたものを使います。

◆冬越し
ベンジャミンの冬越しには5℃以上の気温が必要ですので、室内の日当たりのよい場所置きます。また、斑入りの品種は耐寒性がやや弱く、10℃以上の気温がないと葉色が悪くなります。

◆病虫害
ベンジャミンはほとんど病虫害の心配ないが、 風通しが悪いとカイガラムシが発生することがあります。薬剤を散布して駆除するか、木が小さく発生が少ない場合は歯ブラシなどでこすり落とします。

◆ベンジャミンの育て方 Q&A

Q)
ベンジャミンを買って帰ってきたのですが、部屋に置くとすぐに落葉してきました。

Q)
スタンダード仕立て株で、内側の葉が枯れているのはなぜですか。

A)
急な環境の変化が考えられます。市販のベンジャミンの鉢植えは明るい温室などで育てられていることが多く普通の室内とは環境が違うため、落葉することがあります。

また、強い風にあててしまい、落葉するホルモンが発生した場合でも落葉しますので十分気をつけましょう。しかし、このような落葉は、株が環境に慣れてくると再び葉を出し始めますので心配はいりません。

A)
ベンジャミンの枝葉は外へ外へ伸びる習性あります。その結果、外側の枝葉はよく茂っているのに、内側が蒸れて枯れてくることがあります。伸び出た枝葉はできるだけこまめに剪定すると、下から新しい枝葉が出てくるので、スタンダード仕立ての形を整えることにもなり、いつも美しい株にすることができます。

枯れた枝葉は病虫害の原因となることもあるので、早めに切り落としましょう。