基本用土・改良用土(代表的な用土の種類)
基本用土
◆土をブレンドするときにベースとなる用土で単独でも良い性質を持っていて、植物を育てるのに長く使える用土
◎=非常によい、 〇=よい、 △=あまりよくない、 Χ=悪い
赤玉土
通気性〇、保水性〇。最も広く使われている粒状の用土で大・中・小粒がある。赤玉土6~7:腐葉土4~3でブレンドしたものを基本として広く使われます。
黒土
軽くてやわらかく、有機質に富んだ細粒の土。保肥力◎、保水力○、通気性△
田土
水田の土です。粘土質で保肥力◎、保水力◎、通気性△なので、必ず腐葉土などの有機質を混ぜて使います。
鹿沼土
黄色の軽石質の粒状土。酸性で、保水性◎、通気性◎、挿し木用土、サツキやシャクナゲの栽培に使われます。
川砂
天然の河川の砂。通気性○、保水力×、保肥力×、挿し木用土、腐葉土などと混ぜてサボテンや盆栽の栽培に使います。
軽石
多孔質で、保水力△、通気性◎、。ランの植え込み材料に使われます。
水ごけ
湿地に生えるこけの一種で、保水性◎、通気性◎、。洋ランや観葉植物などの栽培に適してます。
改良用土
◆土にすき間を作り、通気、排水を良くする役割を持つ用土
◎=非常によい、 〇=よい、 △=あまりよくない、 Χ=悪い
腐葉土
広葉樹の落ち葉を堆積し、半ば腐らせたもの。通気性、保肥力をよくするために使用されます。
ピートモス
高緯度地方の湿地帯に生える水ごけ腐植化したもの。酸性、通気性、保水性、保肥力区をよくするために用います。
パーク堆肥
蛭石を高温で焼いたもので、軽く、通気性◎、透水性◎、保水性◎、保肥力○。挿し木などに最適。
バーミキュライト
真珠岩などの火山岩を高温で処理したもの。軽く、排水性◎、通気性◎、保水性◎、保肥力×。