ガーデニング・観葉植物・花のお役立てサイト

ベゴニアの育て方は?ガーデニング初心者のための基礎知識

四季咲きベゴニアはとても丈夫ぶでガーデニング初心者向きの育てやすい花。

ベコニアは、園芸的に利用されているのもを形質的に分けると「木立ち性ベゴニア」「根茎性ベゴニア」「球根性ベゴニア」の三つになります。

ベゴニアの中で最も丈夫で広く楽しまれている小型の木立ち性ベゴニアの『センパフローレンス(四季咲きベゴニア)』は多年草で半日陰でも育つ育てやすい花です 。ベゴニア以外の草花と比べても丈夫で、直射日光を好み、暑さや寒さにも強いのが特徴で、自然に形良く生育するため、夏花壇の主役として広く親しまれています。一重咲きと八重咲きの2タイプありますが、一重咲きのほうが丈夫です。

根茎性のベゴニアの一種で『レックスベゴニア』は、観葉植物として周年利用されています。

花のよく咲くものでは、球根ベゴニアが鉢植えで豪華な花が楽しめます。球根性ベコニアの一種で冬の室内で鉢花として楽しめる『冬咲きベゴニア』、また、球根ベゴニアと球根性ベゴニアの「ソコトラーナ」の交配によって作り出された『エラチオールベゴニア(リーガース・ベゴニア)』は鉢花としてほぼ一年中開花を楽しめるます。

◆センパフローレンス(四季咲きベゴニア)の育て方

ベコニア

◆開花時期 4~10月  ◆苗の購入期 4~9月
◆草丈 20~30cm  ◆花色 赤、ピンク、白、オレンジ
■育てやすい花 ■長い間楽しめる花 ■日陰に強い花
◆ベゴニアおすすめ通販サイト

◆購入時のポイント (育てやすい花:ベコニア)
春から初夏にポット苗や鉢花が販売されます。一重咲きや八重咲き、大輪咲きなど花の大きさや形の異なる品種のほか、銅葉と緑葉の葉色の異なる品種などもあるので、花壇全体の配色や組み合わせる草花にあわせて品種を選びましょう。

◆センパフローレンス(四季咲きベゴニア)の育て方のポイント  
  • 夏の暑さ、冬の寒さにすこし弱いので、夏は涼しい半日陰で、冬は室内で管理するとよい。
  • 初夏と秋の生育のよい時期に、肥料を与え、高温期には、肥料障害を起こしやすいので肥料は与えません。
  • 徒長したり、花つきが悪くなったら8月に半分以下に切り戻します。
  • 古株になると弱って花つきが悪くなるので、4月~5月に株元から切り戻して植え替えます。

◆苗の植え付け
センパフローレンス(四季咲きベゴニア)のポット苗は春先から初夏にかけてを入手します。日当たり・風通しの良い場所に元肥として緩効性化成肥料を施し水はけのよい用土に、葉が触れ合った箇所が蒸れて腐りますので株と株の間を5~6cmはあけて植えつける。

◆用土
センパフローレンス(四季咲きベゴニア)の用土の基本は水はけのよい軽めの用土が適している。小粒の赤玉土3、ピートモスまたは腐葉土3、バーミキュライト3、鹿沼土1など混合したものなどがよいでしょう。

◆水やり
センパフローレンス(四季咲きベゴニア)の水やりは春から秋にかけては乾いたらたっぷりとあたえます。水分を好みますが、過湿にするのも危険です。高温時、葉に水がかかると蒸れて腐る原因にまります。なお、冬期、室温の低い場所に置く場合は、極力乾燥ぎみに管理します。

◆肥料
肥料は元肥として土の中にゆっくりと効く粒状の緩効性化成肥料をを混ぜ込んでおきます。追肥としては、初夏と秋の生育のよい時期に、液体肥料や緩効性化成肥料を与えます。高温期には肥料障害を起こしやすいので肥料は与えません。

◆切り戻し
センパフローレンス(四季咲きベゴニア)は徒長したり、花つきが悪くなったら8月に半分以下に切り戻します。

◆植え替え
センパフローレンス(四季咲きベゴニア)は生育が旺盛で鉢の下から根が伸びてくるようなら根づまりを起こしているおそれがあるので植え替えます。目安は2年に1回くらいです。新しい根を出すために、周囲の根を3分の1程度切り落として、土もほぐして半分くらい落としてから、一回り大きい鉢に植えかえます。

また、古株になると弱って花つきが悪くなるので、4月~5月に株元から切り戻して植え替えます。

◆病虫害
センパフローレンス(四季咲きベゴニア)は比較的病害虫に強い品種だが蒸れると病気になりやすいので、密生したら切り戻します。また、葉や茎が腐ることがあるので、そんな時は、ベンレートやダイセンなどの殺菌剤で対処しましょう。アブラムシが発生したら早めにオルトランを散布しましょう。