ガーデニング・観葉植物・花のお役立てサイト
トップページへ > 用土>用土の配合例

ガーデニング・園芸・用土の配合例 楽しい花づくりの基礎知識

植物、置き場所、用途、気象条件に適した用土

植物の種類だけでなく、おき場所や用途、気象条件などを考慮した用土の配合例です。
万能タイプの基本ブレンド用土(下記参照)をアレンジしたり、赤玉土小粒などをベースにした配合例を覚えておくと便利です。

基本ブレンドの土

鉢・プランター用土で万能タイプの基本ブレンドは赤玉土(小粒または中粒)60~70%、腐葉土30~40%の配合に緩効性化学肥料(N-P-K=6-40-6など)を規定量混合したものです。
この用土は、草花類などの多くの植物に適するほか、寄せ植え用土としても使用できます。
観葉植物などの室内植物用には、腐葉土の代わりに清潔なピートモスを使います。

ベランダで草花を育てる場合

ハンギングバスケットで育てる場合

1)ベランダの草花の用土

2)ハンキングバスッケットの用土

1)ベランダの土は、乾燥しやすいため、急激な乾燥を防止するためと水もちをよくするために、万能タイプの基本ブレンド用土に保水性のよいバーキュライトを補います。

2)つりさげて使用するために、鉢土が重たいと落下の危険があります。軽いパーライトを3割ぐらい混ぜたてでいるだけ軽い土を選んで配合しなければなりません。

ベランダで草花を育てる場合

ハンギングバスケットで育てる場合

3)室内植物(観葉植物など)の用土

4)日陰の草花の用土

3)室内で観葉植物などを育てるときは、子バエやカビなどが発生しないように、清潔な用土を使います。その点、無菌のピートモスは清潔なので、室内での栽培に適しています。また、室内は用土が乾きにくいため、ややサイズの小さい鉢を選びます。

4)日照時間が比較的短い場所では、鉢土が乾きにくくなり、根の張りも悪くなるので、土の通気性をよくするため基本ブレンド用土に軽石(小粒)日向土(細粒)をまぜます。また、用土が過湿にならなしように、鉢底に軽石などを厚めに敷き、鉢やプランターの土の量を少なくします。

ベランダで草花を育てる場合

ハンギングバスケットで育てる場合

5)酸性を好む草花の用土

6)根腐れした株を再生させる用土

5)ツツジ、サツキ、アジサイ(青色)、ブルベリーなどは酸性の鹿沼土と未調整のピートモスを使用した用土が適します。また、鹿沼土はつぶれやすいため、この用土を使用した鉢植えは年に1回の植え替えが必要です。

6)根腐れ起こると、用土が湿っているにもかかわらず、茎や葉がしおれた状態になっています。原因は用土の中に余った水停滞して根が酸欠となり、水分を吸収できなくなるからです。このままでは植物は死んでしまうので、すぐ植え替えなければなりません。用土は通気性、排水性、に優れた乾きやすいものが適します。また、鉢も一回り小さいサイズにします。