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ハボタンの育て方・冬の寄せ植えに親しまれる育てやすい植物

ハボタンは長期間楽しめるガーデニング初心者でも育てやすい植物です。

ハボタンは、野菜のケールやキャベツから改良された園芸種です。丈夫で育てやすい植物で、日当たりと、水はけのよい肥沃な用土を好みます。本格的な寒さが来る前に植え付け、根を十分に張らせておくことが大切です。

ミニハボタンなどの小型種は冬の花壇はもちろん、寄せ植えの定番として親しまれています。葉色も豊富にそろい、洋風のアレンジとしても大活躍です。

◆ハボタンの育て方

ハボタン

◆鑑賞時期 11~3月  ◆苗の購入期 10~3月
◆草丈 20~80cm ◆花色 ピンク、白、黄、紫
■育てやすさ 普通 ■長い間楽しめる花
■冬の寒さに強い花
◆ハボタン・おすすめ通販サイト

◆購入時のポイント (育てやすい花:ハボタン)
秋半ばからミニタイプや小づくりのものがポット苗で、大株のものは地掘り苗として販売されます。東京、名古屋、大阪など各地域で作り出された葉の形や草姿の異なる系統の品種があり、耐寒性もことなるので注意が必要です。

◆ハボタンの育て方のポイント  
  • 本格的な寒さが来る前に植え付ける。
  • 日当たりのよい場所で育てる。
  • 多肥にすると本来の色が出ないので、秋以降は肥料を与えない。

◆苗の植え付け
発色した苗を10月の終わりから11月の初め頃に、水はけのよい用土に元肥は多いと発色が悪くなるので控えめにして植え付けます。

◆用土
ハボタンの用土は市販の草花用培養土か、自分で混合する場合は小粒の赤玉土6、腐葉土4の割合で混ぜた土が適します。庭や花壇に植え付ける際は、あらかじめ苦土石灰を混ぜ込んでおき酸性を中和しておきます。

◆水やり
ハボタンの水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えますが、やりすぎると間伸びしますので要注意。乾燥ぎみに管理します。苗の植え付け後は根がしっかりと付くまでたっぷりと水を与えましょう。

◆肥料
ハボタンの肥料は植え付け時元肥として緩効性化成肥料を施しますが、10月以降、発色後に窒素分の多い肥料を与えるとと発色が悪くなりますので、10月以降の追肥はしないようにします。

◆病虫害
ハボタンには同じアブラナ科のキャベツと同様、ヨトウムシやアオムシによる食害が見られます。オルトラン粒剤などをまいて害虫予防しておいた方がよいです。