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バーベナの育て方・タピアン、花手毬などの新品種あり

バーベナにはタピアン、花手毬などの新品種あり、ガーデニング初心者でも育てやすい花。

小花でまとまりよく春から秋まで咲く花バーベナは「美女桜」とも呼ばれ、強健で赤、赤紫、紫、薄紫、ピンクと花色が豊富で、立ち性とほふく性があります。非常に丈夫で育てやすい花です。花壇やハンギングバスケットやウインドーボックスなどにも最適で、寄せ植えはもちろん、バーベナだけでボリューム満点のディスプレイが楽しめます。一年で枯れてしまう一年草のものと、毎年咲く、宿根性のものがあります。

バーベナのよく知られているサントリーが開発して売り出した園芸品種に 「花手毬」、「タピアン」などがあります。 違いは「花の大きさ」と「葉の形」で、 タピアンは花も小型で 葉も細く切れ込みが多い。

◆バーベナ・タピアン・花手毬の育て方

バーベナ

◆開花時期 4~11月  ◆苗の購入期 2~10月
◆草丈 10~30cm  ◆花色 赤、白、ピンク、青、紫
■育てやすい花 ■長い間楽しめる花 
◆バーベナおすすめ通販サイト

◆購入時のポイント (育てやすい花:バーベナ)
春から初夏にかけてポット苗が販売されます。宿根バーベナや新品種のタンピア、花手毬などいろいろ販売されてます。それぞれ草姿や立ち性タイプやほふく性タイプなど性質も異なるので、利用する場所あわせて選びます。

◆バーベナの育て方のポイント  
  • 日当たりのよい場所で育てる。
  • 水はけをよくした用土で育てる。
  • 水やりは用土の表面が白く十分に乾いてからたっぷりと与える。
  • 花期が長いので、肥料切れしないように追肥する。
  • ウドンコ病や夏の高温乾燥時にハダニが発生しやすいので注意する。

◆タピアン
タピアンは丸く繊細な花房がカーペットのように咲き広がります。丈夫で長く楽しめ冬越しも可能です。大鉢、花壇、グランドカバー、ハンギングスタイルにも。鮮やかな赤紅「ローズ」、淡く優しい薄ピンク「パープリッシュホワイト」、濃く鮮やかな「バイオレット」の、定番人気の3色セットです。1色ずつでも混色にしても相性ピッタリの組み合わせです。。

◆花手毬
花手毬は毬のような丸い花房がカーペットのように咲き広がります。丈夫で長く楽しめ冬越しも可能です。大鉢、花壇、グランドカバー、ハンギングスタイルにも。鮮やかで美しい赤色「スカーレット」、輝くような深みのある「バイオレット」、発色が良く可憐な「コーラルピンク」の、定番人気の3色セットです。1色ずつでも混色にしても相性ピッタリの組み合わせです。

◆立ち性タイプ
立ち性のバーベナは茎が立ち上がる性質を持ち、手毬を思わせる花房はこんもりとしてボリューム感があります。一年草の品種は花色が非常に豊富で、色を混ぜて寄せ植えにしたり、単植にしたりといろいろ楽しめます。「タピアン」や「花手毬」は立ち性とほふく性の両タイプがあります。

◆ほふく性タイプ
ほふく性のバーベナは茎が横へ横へと伸び、地に接した茎から発根して広がります。暑さ寒さに強い丈夫な品種が多く、真夏でも元気に花を咲かせる性質は、夏の花素材として重宝します。ほふく性タイプは自分でツルを伸ばしてそこから根を出し拡がっていきますので、グランドカバーには最適でしょう。また、つる性を生かしてハンギングバスケットに利用しても良いです。「タピアン」や「花手毬」は立ち性とほふく性の両タイプがあります。

◆苗の植え付け
バーベナは春先から初夏にかけてポット苗を入手し、多肥を好み元肥として緩効性化成肥料をやや多めに施し水はけのよい用土に植えつける。

◆用土
水はけのよい用土が適している。小粒の赤玉土5、腐葉土3、粗めの砂2を混合したものなどがよいでしょう。

◆水やり
バーベナは乾燥を好むが水切れすると葉が傷みますから用土が乾ききる前に、水やりはたっぷりと与える。過湿は禁物。

◆肥料
バーベナは多肥を好み元肥として緩効性化成肥料をやや多めに施しておきます。以後は追肥として月に1回、緩効性化成肥料を置き肥します。液肥でもかまわない。

◆切り戻し
多年性のものは花が終わったら思い切って半分くらいに切り戻しますと、秋にまた咲きます。また、あまり伸びすぎると、株もとに近い方から葉がちりぢりに枯れてしまうことがあるので切り戻します。

◆植え替え
一年草のものは必要ありません。多年性のものも少なくとも2~3年は植え替えしなくてもよいです。

◆病虫害
バーベナの病虫害はハダニ、アブラムシ、ヨトウムシが発生します。オルトラン粒剤を月1回まくほか、スミチオン乳剤などを散布します。