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インパチエンスの育て方・半日陰にも強い育てやすい夏の花

インパチエンスは半日陰でよく咲くガーデニング初心者でも育てやすい花です。

インパチエンスは、半日陰でも育つ花です。インパクト系品種は、夏の直射光下でも次々と咲き続けます。花色は赤、白、ピンク、オレンジをはじめ、ソフトな中間色や咲き分けのものなど豊富。咲き方も一重八重があります。横に広がるように生育します。こんもり茂って長期間、目を楽しませてくれる初夏から秋に咲く育てやすい花です。

◆インパチエンスの育て方

インパチエンス

◆開花時期 5~11月  ◆苗の購入期 4~8月
◆草丈 10~20cm  ◆花色 赤、白、ピンク、オレンジ
■育てやすい花 ■長い間楽しめる花
■日陰に強い花
◆インパチエンスおすすめ通販サイト

◆購入時のポイント (育てやすい花:インパチエンス)
春から夏までポット苗や鉢花として販売されます。花色が豊富なだけでなく、八重咲き、小輪のものまで、たくさんの品種があります。
ニューギニアインパチエンスもほぼ同様に販売されています。

◆インパチエンスの育て方のポイント  
  • 夏期は強い直射日光の当たらない半日陰の場所に。
  • 月に2~3回液肥を追肥する。
  • 水切れに弱いので用土の表面が乾いたら、早めにたっぷりと水やり。
  • 蒸れに弱いので風通しをよくする。

◆苗の植え付け
春から夏にインパチエンスのポット苗を入手し、水はけと保水力のバランスのよい用土に元肥として緩効性化成肥料を施し、5号~6号鉢やプランターに15~20㎝間隔に植えつける。鉢やプランターは乾燥を嫌うので、プラスチック鉢を用いるとよいでしょう。

◆用土
インパチエンスは乾燥を嫌うので、小粒の赤玉土6、腐葉土かピートモス4といった、比較的保水性の高い用土を用います。市販の草花用培養土でもよく、腐葉土か乾燥牛糞を20%ほど補うと、ぐんと育ちがよくなり、長期間花が咲き続けます。

◆水やり
インパチエンスは乾燥を嫌います。土の表面が乾燥したら水やりを行います。夏は根腐れしやすいですので、若干乾燥気味に管理してください。

◆肥料
肥料切れすると、インパチエンスはたちまち花が途切れてしまいます。元肥としてN、P、Kの三要素が等量に入った緩効性化成肥料施し、追肥として、真夏を除き、月に1~2回秋まで施します。肥料が多過ぎると葉が茂り株は大きく育ちますが、花付きは悪くなります。

◆植え替え
インパチエンスは一年草のため植え替えは必要ありません。

◆切り戻し
咲き終わった花はこまめに摘み取りを行いますと、継続的に花が咲きます。 花つきが悪くなったり、株に勢いがない、大きく茂ったが花が咲かないときは、株元から10cmぐらい残して切り戻し、元気のよいわき芽の上で切り戻して株を休ませ、液肥を与えて回復させれば、1ヶ月後には再び花が咲き始めます。

◆病虫害
インパチエンスはアブラムシとハダニに注意し アブラムシはつぼみや新芽、茎に発生して吸汁して植物を弱らせます。ハダニは高温乾燥期に発生しやすい小さな虫で、主に葉の裏に付き吸汁して植物を弱らせ、被害がひどい時は枯らしてしまいます。どちらも薬剤を散布して駆除しますが、アブラムシが発生したら早めにオルトランを散布しましょう。ハダニは葉にたっぷり水をかけて湿度を保つことである程度発生を予防できます。
ネマトーダが出やすいので連作は避ける。